前の『会』のご案内
 
 

〈シーズとニーズ・2016年度一般例会(1)〉

 

人 技
―もう一つのMIT―

 

 2016年度 最初の会を下記の通り開きます。
  異例ですが、3日間にわたりそれぞれの現場訪問です。
  但し、それぞれの現場は手狭であり、一度の参加者は5〜6名に限らせていただきます。
  見学の一方、主または師匠・マイスター等との意見交換も行います。
  なお、私たちの念頭とするところは、あくまでも新規事業創出。キイワードは「創」。
  但し、価格で勝負する大量生産品ではなく、1万個ではなく1000個でも採算のとれるもの。
  人間の手と頭脳に刻み込まれた経験が生きる世界。
  主として、東京下町や大田区の工場街の探訪です。

 
PROGRAM
(順不同)
 
日時:2016年4月19日(火)・4月20日(水)・4月21日(木)
   
(いずれも13:00〜17:00位を予定)

訪問先:
 

A.4月19日(火) 機械加工&めっき/大田区
  @めっき (エビナ電化工業(株))
  Aレーザ微細加工 ((株)リプス・ワークス)
  B試作品切削加工・精密部品加工 ((有)シード精工)
  Cプラスチック金型 ((株)タムラエジア)

 

B.4月20日(水) 江戸の伝統工芸
  @江戸切子(清水硝子)/葛飾区
  A錺簪かざりかんざし(かざり工芸三浦) at 東京スカイツリー/墨田区

 

C.4月21日(木) 江戸の伝統工芸
 @東京三味線(三絃司きくおか)/葛飾区
  A江戸木目込人形(塚田工房)/墨田区


稀代の開発者 北斎のこと

  葛飾北斎といえば 『富嶽三十六景』などで、わが国を代表する江戸時代後期の 浮世絵師。江戸・本所割下水付近(現・墨田区亀沢付近)で生まれた
  この人はすこぶるの元気者で、エネルギッシュに旅をし、当時としては大変な長命、 90歳の長寿を全うした。さらに有名なのは引越魔だったこと。何しろ90年の生涯で、引越は93回を数えるという。そして、何より北斎が讃えられるのは飽くなき挑戦者だったこと。西洋の絵画からその透視画法を学び、遠近法をその画業に取り込んでいる。  19世紀後半のフランスではジャポニズムと称される日本趣味が流行し印象派の画家 などに影響を与えたが、この中で浮世絵の果たした役割の大きさは言うまでもない。



訪問先の紹介
 

A.4月19日(火) 機械加工&めっき/大田区

 @ 〈めっきの業界の中では、他社が手がけていない新技術を工業化する特徴を持つ〉
 
ヱビナ電化工業(株)海老名 伸哉氏(代表取締役社長) 大田区東糀谷5-22-13

A 〈日本で唯一レーザー加工機による微細加工に特化した会社〉
 (株)リプス・ワークス 井ノ原 忠彦氏 (代表取締役COO) 大田区東糀谷6-4-17 OTAテクノCORE 409号室

B 〈マシニングセンターで、1個から、多くても数100個単位のフライス加工をしています〉
  (有)シード精工 片山 幸博氏(代表取締役社長) 大田区東糀谷6-4-17 OTAテクノCORE 407号室

C 〈プラスチック金型の設計からアフターフォローまで〉
  (株)タムラエジア 田村 知之氏(代表取締役社長) 大田区東糀谷6-4-17 OTAテクノCORE 101号室

 
下町といえば、山の手に対する言葉だが、現在の東京23区では墨田・葛飾・江戸川・足立・荒川・江東 そして台東区などを指すのであろう。いずれもやや低地で、もともと店や工場などが多い。特に隅田川の 東側、つまり浅草から言えば向こうになる向島など、現在は墨田区になるが、古くから開けた地域だった。 路地のあちこちから物づくりの音と匂いが漂う職人の町であり、また時として艶やかな三味線の音の響く 芸事の町でもあった。そして、今も江戸小紋、押絵・羽子板、市松人形、表具や指物など、伝統工芸の町である。

 

B.4月20日(水) 江戸の伝統工芸

  @ 〈江戸発祥の伝統的な工法を施したものが江戸切子。東京スカイツリー内の装飾に抜擢された輝きの美。〉
  江戸切子 (株)清水硝子 清水 三千代氏(代表取締役) 葛飾区堀切4-64-7 (京成電鉄堀切菖蒲園駅徒歩5分)
  清水硝子は、大正12年12月創業の東京でも屈指の江戸切子の老舗。切子は、ガラスの表面にカットで模様を入れる 技術のこと。この道60年余、東京都優秀技能者認定の資格を持つ三田隆三工場長のもと、技術を継承してきている。


  A 〈古くは縄文時代のお守りから時代と共に進化し、女性の髪を美しく彩ってきた簪は日本の文化に〉
  錺簪 かざりかんざし かざり工芸三浦 三浦孝之氏(四代目) 墨田区東駒形3-22-7 (都営浅草線本所吾妻橋駅徒歩3分)
  女性が髪に挿す装飾品だが、形・材料などまことに多彩なものだった。三浦氏の錺簪は金、銀、銅、真鍮などの金属で作られ、 小さな飾りの中に物語性があるのが特徴。今回は、出張実演中のスカイツリー東京ソラマチ5Fにお邪魔する予定。


 

C.4月21日(木) 江戸の伝統工芸

 @ 〈ルーツは中国の三弦。江戸で本格的に進化を遂げた日本の三味線。 素材について共同開発の提案も!〉
  東京三味線 三絃司きくおか 河野 公昭氏 葛飾区東四つ木1-7-2 (京成電鉄四つ木駅徒歩8分)
  きくおかは、三味線製作に関する木材や皮をインド、東南アジア等より直接輸入している数少ない専門工房。 三味線文化のすそ野を広げるために小学校等への出前教室や、本格DIY三味線の発案・製作などの活動にも注力。

A 〈京都から伝わり、江戸が文化の中心地として発展してくるにつれ江戸風に変化した木目込人形〉
  江戸木目込人形 塚田工房 塚田 詠春氏 墨田区向島2-11-7 (都営浅草線、営団半蔵門線押上駅徒歩8分)
  もともとは京都上賀茂神社で作られていたのが江戸に伝わり発展した。胴体の木地に筋目をつけ、そこに衣装地を 木目込んだ人形。塚田工房の人形は全て原型から製作されたオリジナルのもの。

 

時:2016年4月19日(火)〜21日(木) 各日13:00〜17:00
参加費:会員 1社2名まで 無料
参加費:一般 1名 10,000円
細:その他詳細については事務局までお問い合わせください

 
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